マラウイ-チェワ語講座:トゥンブカ語との違い

マラウイには、チェワ語(チチェワ、Chichewa)の他にトゥンブカ語(チトゥンブカ、Chitumbuka)という言葉があります。

チェワ語は主にマラウイの中部・南部で、トゥンブカ語は北部で使用されている言語です。

チェワ語とトゥンブカ語は、似ているところもあれば違うところもありあります。


▼ありがとう(thank you)
チェワ語: zikomo(ジコモ)
トゥンブカ語: yewo(イェヲ)

▼すいません(sorry)
チェワ語: pepani(ペパニ)
トゥンブカ語: pepani(ペパニ)


「ありがとう」はチェワ語とトゥンブカ語は違う単語になりますが、「ごめんなさい」はどちらも「pepani」と言います。


また、挨拶は以下のようになります。


チェワ語:
Muli bwanji ?(How are you?)
Ndili bwino, kaya inu ?(I’m fine, and you?)

トゥンブカ語:
Muli uli?(How are you?)
Nili makola, kwali imwe?(I’m fine, and you?)


似ているような、似ていないような違いがあります。


もっとも、北部の人も学校でチェワ語を習うので、「北部へ行ったら誰にも全くチェワ語が通じない!」ということはありません。
また、中部・南部の人でも、「yewo」と言えば「トゥンブカ語のありがとうね」と理解できます。


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