マラウイ- 国民から親しまれる紅茶

マラウイでは19世紀後半からお茶の栽培が始まり、20世紀後半には主要輸出品となるまでに紅茶産業は成長したといわれています。
アフリカで茶葉の生産量が最も多いのはケニア(Kenya)で、マラウイはケニアについでアフリカ第2位の生産量を誇っています。

マラウイ国内では「CHOMBE tea(チョンベティー)」と「Rabs Classic(クラシック)」という紅茶が広く親しまれています。
マラウイは他の国に比べて海外旅行土産があまり売っていませんが、大きなスーパーでは小袋の紅茶やコーヒーが売られているので、お土産として購入するのがおすすめです。

なお、マラウイにはティータイムに紅茶を飲む人が多く、農村部にもティールームと呼ばれる喫茶店があります(日本の喫茶店よりもだいぶ質素です)。
マラウイの人々は紅茶に大量の砂糖を入れる人が多く、日本人が無糖の紅茶を飲んだり、少しだけしか砂糖を入れないと、
「それだけしか入れないの?」「もっと入れた方がいいよ」と驚かれます。