マラウイ-安全への備え③犯人への対応

日本ではスリや痴漢が発生した場合、犯人(容疑者)が見つかれば警察に引き渡されます。

しかし、マラウイをはじめアフリカの場合、犯罪が起こりその犯人がすぐに判明したら、周囲の人々が犯人にリンチ(暴行)を加えます。
犯人はケガをするだけでなく、燃やされたり殺されたりすることもあります。

犯罪を犯すこと自体が命がけなため、犯人は、顔を見られない(自分が犯人だとわからない)ように罪を犯します。
仮にスリの被害に遭った場合、犯人が無事に捕まればいいのですが、周囲に人がおらず自分だけが犯人の顔を見てしまった…となると、新たな危険を生むことにつながりかねません。
そのような事態にならないよう、まずは、狙われない対策を徹底しましょう。
スリの対策は①を、強盗の対策は②をご覧ください)

それでも人気のないところでスリに遭った、あるいは家に強盗が来た場合は、「無抵抗」でいましょう。
声をあげたり逃げようとしたりすると、大きな被害につながりかねません。
無抵抗で、犯人の要求に従うようにしましょう。


↓こちらもご覧ください
安全への備え①スリへの対策
安全への備え②強盗への対策
安全への備え④デモへの対策
安全への備え⑤海外旅行登録システム